キングリッド（2014年生、母イングリッド）

経歴

デビュー前

2歳（2016年）

11月5日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したシンボリバーグにクビ差届かず2着となった。

3歳（2017年）

2月19日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るデコラスを交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5月21日、中8週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦1勝）。17頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

8月19日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったスターオブペルシャに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月16日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の古作特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

10月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（5戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたスカルバン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のノエル賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

4歳（2018年）

1月27日、中4週で迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月28日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクワトロガッツを半馬身振り切って勝利をモノにする

6月2日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の国分寺特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったキャンディケインに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月28日、中7週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の羊ヶ丘特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したスカルバンにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月18日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月28日、中9週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（3戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた15戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5歳（2019年）

3月17日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったエミーリオにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

4月27日、中5週で迎えた17戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のタイドオーバーをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月1日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの由比ヶ浜特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

7月28日、中7週で迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラスの月岡温泉特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したスイープセレリタスを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月6日、中9週で迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のロジスカーレットを半馬身振り切って優勝

6歳（2020年）

3月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上3勝クラスの幕張ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月5日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの難波ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

5月16日、中5週で迎えた25戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの湘南ステークス（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

6月28日、中5週で迎えた26戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの江の島ステークス（東京芝1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

10月3日、約3か月の休み明けで迎えた27戦目は、3歳以上3勝クラスの秋風ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのキタサンブラックメモリアル（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（4戦0勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた29戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの市川ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

7歳（2021年）

5月9日、約5か月の休養明けで迎えた30戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月11日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月10日、約3か月の休養明けで迎えた32戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノニキータをクビ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。

10月30日、中2週で迎えた33戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8歳（2022年）

1月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

2022年2月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2月12日、デビュー戦は蓑島靖典騎手を鞍上に据えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。