ザンテツケン（2014年生、母マッジョーレ）

ザンテツケン（2014年3月22日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「斬鉄剣」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時13歳）と交配したマッジョーレが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地3戦0勝、地方2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

3月5日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

8月25日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた4戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカッテンストゥッツに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中3週で迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブレーメンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。