ワンマンライブ（2009年生、母フェイヴァーワン）

ワンマンライブ（2009年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「１組しか出ないライブ。母名から連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時9歳）と交配したフェイヴァーワンが21歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は小田誠一。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上C2-2。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,260万円（12.6万×100口）で一口馬主が募集された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

8月5日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では末脚にキレが無く18着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり18着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

10月21日、中4週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた4戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヴァンブランに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月17日、中3週で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4歳（2013年）

3月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスリーキャピトルに詰め切れず、約13馬身差の2着に敗北した。

3月17日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上C2 38（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のバンブーアーセナルに4馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

4月14日、中3週で迎えた8戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモリアルに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のロードフラッシュに4馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

6月2日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて、最後は2着のダイメイサンジを半馬身振り切って1番人気に応えた。

6月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスイングサンデーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた13戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアクションキュールをクビ差振り切って怒涛の5連勝を決めた。

10月20日、中2週で迎えた14戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（8戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったダイワボルドーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、プントインアリアに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月23日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（10戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

5歳（2014年）

1月4日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（11戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。