エイジプリンス（1991年生、母Warm the Sauce）

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

1月6日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったダンスドゥソワに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月13日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4歳（1995年）

4月30日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から40kg戻して迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の土湯特別（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、極端なハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のコペルティーナをハナ差振り切って初白星を挙げた。

5月13日、中1週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下の岩谷特別（福島芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、かなり厳しいペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のベルグネーヴィに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月8日、中7週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた8戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の立待岬特別（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

5歳（1996年）

9月1日、約12か月半の休み明けで迎えた10戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（2戦2勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた12戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の登別特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。