ラキシスマキ（2004年生、母エクボ）

ラキシスマキ（2004年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ギリシャ神話の運命を決定する三女神の一人＋馬主名より」。毛色は栗毛。種牡馬のカリズマティック（当時8歳）と交配したエクボが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方20戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の葉月3周年記念(B3)。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

11月19日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3歳（2007年）

1月7日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた4戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた5戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

4月9日、中6週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた6戦目は、3歳B5（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスズシンガーを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B3（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したツキヅジョイナーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

5月27日、連闘で迎えた10戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた12戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゲルトリーバーにアタマ差交わされて2着となった。

7月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のルージュセレクトに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月22日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦のエーデルワイス賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、バイオレットブーケに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月2日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦のさおり・聡の金沢旅行記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホーリーロマンスにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の葉月3周年記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（6戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るコウギョウマジックを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた19戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた20戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、最後はタノムバンチョウと並んで3着同着となった。

12月3日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定戦のラベンダー賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3-4（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-3（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

4歳（2008年）

1月4日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。