マイネオレンジ（2010年生、母コスモバレンシア）

マイネオレンジ（2010年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋オレンジ」。毛色は栗毛。種牡馬のロージズインメイ（当時10歳）と交配したコスモバレンシアが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地11戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,200万円（12万×100口）で一口馬主が募集された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月28日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトドロックに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2013年）

4月7日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では豪脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のアンルーリーに3馬身半の差をつけて制した。

4歳（2014年）

5月4日、約11か月半の休養明けで迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

10月12日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（3戦2勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したマレーナを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月8日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のダブルファンタジーを半馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

12月21日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下のクリスマスキャロル賞（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（6戦3勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5歳（2015年）

1月25日、中4週で迎えた10戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の伊良湖特別（中京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

3月1日、中4週で迎えた11戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。