ローレルスクデット（2005年生、母ユキノチャーム）

ローレルスクデット（2005年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋小さな盾（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時12歳）と交配したユキノチャームが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者はワールドファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2一。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ワールドファームから「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ローレルクラブにて総額1,000万円（5万×200口）で一口馬主が募集された。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

3月29日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮したが、5着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 小雨/良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

11月20日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

4歳（2009年）

1月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

5月31日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、ティーラウンジクローバー杯（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルクグラディウスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月14日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホウヨウアイテムに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサチノマオに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

5歳（2010年）

4月28日、約6か月の休み明けで迎えた11戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。