カネトシファミリー（1995年生、母ソングアンサング）

カネトシファミリー（1995年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュネイビー（当時11歳）と交配したソングアンサングが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信岡牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

11月2日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

11月9日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の敢闘精神でゴールまで頑張り、5着を確保した。

11月22日、中1週で迎えた3戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたトーホウトリック決め手に屈してクビ差の2着となった。

12月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のスペシャルランチに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1998年）

9月19日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月24日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた8戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。