トーホウトリック（1995年生、母Stanwich Miss）

Toho Trick

1995.03.23

トーホウトリック（1995年3月23日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のPhone Trick（当時13歳）と交配したStanwich Missが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦1勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

11月8日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた2戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカネトシファミリーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

3歳（1998年）

8月22日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

9月27日、中2週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた6戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は石山繁騎手（2戦1勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5歳（2000年）

1月8日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

6月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から21kg絞って迎えた10戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノゲンカイをハナ差制して久方ぶりの一戦を物にした。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、八甲田山特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、小野寺純一騎手を鞍上に迎えて、グローイングトロフィー（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、男鹿特別（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた15戦目は、北山崎特別（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた17戦目は、焼石岳特別（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。