スワヤマナイスガイ（1999年生、母ダッシングママ）

スワヤマナイスガイ（1999年6月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時12歳）と交配したダッシングママが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

6月17日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月23日、連闘で迎えた2戦目は、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

7月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた4戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

11月3日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた6戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた7戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

12月16日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は服部剛史騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。

3歳（2002年）

1月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

1月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は服部剛史騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったシンメイロッチにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中0週で迎えた12戦目は、3歳戦の諭鶴羽山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた14戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のパリストキカゼをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月14日、中2週で迎えた15戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた16戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。