トゥルーライズ（1998年生、母ホワットケイティーディド）

トゥルーライズ（1998年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時15歳）と交配したホワットケイティーディドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地17戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の青嵐賞(1000万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,600万円（90万×40口）で一口馬主が募集された。

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

1月5日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオートマリアに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

2月3日、中3週で迎えた2戦目は、3歳500万下のうぐいす賞（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

3月11日、中4週で迎えた3戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下の新緑賞（東京芝2300m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

8月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上500万下の火打山特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のタイムオブウインをアタマ差振り切って久々の実戦を物にした。

9月15日、中2週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の白井特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の九十九里特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（7戦2勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下の山中湖特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田豊騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたチョウカイリョウガ決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月3日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下の立冬特別（東京芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田豊騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったノブレスオブリッジに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下のオリエンタル賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田豊騎手（10戦2勝）。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

5歳（2003年）

3月15日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の寒狭川特別（中京芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月22日、連闘で迎えた13戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

5月18日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（11戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のワイルドファイアーをクビ差振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の青嵐賞（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（12戦3勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のタイキダイナスティをクビ差振り切って4勝目を挙げた。

6歳（2004年）

5月8日、約11か月半の休養明けで迎えた16戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の赤倉特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったニシノセレッソにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

5月30日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の青嵐賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（13戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。