オンワードウォリア（1983年生、母クルミ）

オンワードウォリア（1983年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカネミノブ（当時9歳）と交配したクルミが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地14戦2勝2着1回、中央障害8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1986年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

4月19日、デビュー戦は4歳未出走（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。鞍上は出口明見騎手。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月5日、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は古川寛和騎手。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

8月3日、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

8月16日、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したフミノオーカンにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月30日、4歳未勝利（函館芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスバルシローを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

9月14日、4歳以上400万下の横津岳特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月11日、4歳以上400万下（東京芝1800m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は古川寛和騎手。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンプラッキーを上がり1位の末脚で半馬身差し切って勝利を掴み取った。

11月1日、ハンデ戦で4歳以上900万下のみちのくステークス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

11月30日、4歳以上900万下（中山芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は古川寛和騎手。19頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月21日、4歳以上900万下（中山芝2000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手。22頭立ての21番人気で大外22番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

4歳（1987年）

1月31日、ハンデ戦で5歳以上900万下の和布刈特別（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は出口明見騎手。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

2月22日、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で出口明見騎手。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4月29日、5歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は古川寛和騎手。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6月6日、5歳以上900万下の雲取山特別（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

5歳（1988年）

2月6日、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は田中剛騎手。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月3日、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフーウンジから5馬身差の2着に敗北した。

5月28日、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサステージから7馬身差の2着に敗北した。

6月12日、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は牧之瀬幸夫騎手。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダッシュフォンテンに8馬身の差をつけてトップでゴールインした。

7月9日、障害4歳以上400万下（福島障害芝2800m 雨/良）に出走。鞍上は田中剛騎手。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月7日、障害4歳以上400万下（福島障害芝2800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月3日、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。