コウギョウコーラス（1997年生、母コーラスジョオー）

コウギョウコーラス（1997年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時9歳）と交配したコーラスジョオーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本友則。戦績は、中央平地7戦0勝、地方36戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の一般C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤本友則から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

12月5日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

12月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

3歳（2000年）

1月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

1月30日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

10月1日、約8か月の休養明けで迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた6戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

12月31日、中6週で迎えた8戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2001年）

1月7日、連闘で迎えた9戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 雨/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた10戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトーホウコンドルに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月7日、連闘で迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウザンモリマサからハナ差の2着に甘んじた。

2月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエアランブルから4馬身差の2着に敗北した。

3月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズサクセスに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

3月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジェンツマズルに1馬身の差をつけて優勝

4月8日、中1週で迎えた17戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた18戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月26日、中4週で迎えた19戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャノンサーブから1馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエムティエムディをアタマ差制して4勝目をマークした。

6月24日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンエブロスからアタマ差の2着に甘んじた。

7月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスバロンに4馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

8月18日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスタータイマーをクビ差制して6勝目を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた27戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサカモトシャトルに1馬身の差をつけて制した。

11月24日、中1週で迎えた28戦目は、南部片富士湖特別（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2002年）

1月3日、中0週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサイミグレに2馬身の差をつけて優勝

4月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた33戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月10日、中2週で迎えた35戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（10戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。15着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた36戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の区界特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月22日、中3週で迎えた37戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた38戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた39戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた40戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月9日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた41戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた42戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた43戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に敗れた。