アサクサイミグレ（1997年生、母スイートキャリー）

アサクサイミグレ（1997年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のオペラハウス（当時9歳）と交配したスイートキャリーが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方42戦2勝2着9回。主な勝ち鞍は2001年の一般C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂東牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、田原源一郎によって1,365万円で落札された。

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

12月4日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

3歳（2000年）

1月16日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた4戦目は、J.ムルタ騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

2月27日、中2週で迎えた5戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

4月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’00ベストステッキ特別（5）（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた11戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

10月21日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

12月29日、中9週で迎えた13戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2001年）

1月7日、連闘で迎えた14戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジーティーフライトからクビ差の2着に甘んじた。

4月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダッシュテイオーからクビ差の2着となった。

4月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のドラゴンボブに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月26日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラゴンボブから3馬身差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本裕次郎騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原順騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴスペルソングから3/4馬身差の2着となった。

7月9日、中1週で迎えた22戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニチジュウローランをクビ差制して2勝目を掴み取った。

7月21日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月4日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた24戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月17日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた25戦目は、一般B2 C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本裕次郎騎手（11戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本裕次郎騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本裕次郎騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本裕次郎騎手（14戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本裕次郎騎手（15戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウケイクラウンから3/4馬身差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本裕次郎騎手（16戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山本裕次郎騎手（17戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山本裕次郎騎手（18戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月14日、中0週で迎えた35戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で山本裕次郎騎手（19戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウギョウコーラスから2馬身差の2着となった。

4月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた36戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で山本裕次郎騎手（20戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山本裕次郎騎手（21戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキゴールドマンから2馬身差の2着となった。

5月12日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（22戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた40戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（23戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンストーンボブからクビ差の2着となった。

7月6日、中1週で迎えた41戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（24戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（25戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた44戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原順騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた46戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月9日、連闘で迎えた47戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原順騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原順騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた49戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原順騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた50戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（26戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた51戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（27戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2003年）

1月5日、連闘で迎えた52戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（28戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミモリローマンから4馬身差の2着となった。

4月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた53戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（29戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。