ゴスペルソング（1997年生、母オンリーメグ）

ゴスペルソング（1997年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時11歳）と交配したオンリーメグが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は瀬口以久雄。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方22戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2001年の八甲田山特別(一般B2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、瀬口以久雄から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって861万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

2月26日、デビュー戦は田中剛騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

6月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で田中剛騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた6戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた7戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダズルにクビ差交わされて2着に惜敗した。

10月1日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた11戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

4歳（2001年）

6月10日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた13戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサイミグレに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月7日、中1週で迎えた14戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、錦秋湖特別（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテツノスペシャルをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

8月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったオークファイヤーから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤノショーウンからアタマ差の2着に甘んじた。

9月29日、中1週で迎えた20戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、北山崎特別（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヴィンテージイヤーからアタマ差の2着に惜敗した。

10月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサニーソーサに1馬身1/4の差をつけて制した。

11月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサニーソーサに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月26日、中1週で迎えた24戦目は、八甲田山特別（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミュウジックコロンをクビ差制して勝利をモノにする

12月16日、中2週で迎えた25戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手（10戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカヒロマンから4馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般A2 B1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で畠山信一騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンジュデンユウキから3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2002年）

1月7日、連闘で迎えた27戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で畠山信一騎手（12戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキアイリアルオーからハナ差の2着に甘んじた。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた28戦目は、はまゆり賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で畠山信一騎手（13戦5勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた29戦目は、新緑賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で畠山信一騎手（14戦5勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で畠山信一騎手（15戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトサリバンに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月20日、中1週で迎えた31戦目は、アンタレス賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で畠山信一騎手（16戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた32戦目は、カシオペア賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で畠山信一騎手（17戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したアサクサマーカスに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月6日、約4か月の休み明けで迎えた33戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で畠山信一騎手（18戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。