ホイップサンライズ（2017年生、母ホイップクリーム）

ホイップサンライズ（2017年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋冠名」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時19歳）と交配したホイップクリームが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヤナガワ牧場。主な勝ち鞍は2020年のさがけいば最終レースは19時台。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

1月26日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

3月21日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた3戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ジュンセイコーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスピランセスに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のハマキニアウオトコに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月14日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦のさがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアシャカトライミーを豪脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の川上峡特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のブルースター特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の有田焼特選（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のさがけいばナイター開催まであと35日（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた12戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（9戦2勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月14日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦2勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（2021年）

1月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、祥雲賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったキタキタフーガにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

1月31日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（17戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた23戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズグランプリ（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったレッドラスターに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた24戦目は、花まつり特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（18戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた25戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（19戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったドストエフスキーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月8日、中1週で迎えた26戦目は、薫風特選（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（20戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月23日、中1週で迎えた27戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（21戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1 13（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（22戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C1 12（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（23戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた30戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（24戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた31戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（25戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた32戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた33戦目は、令和3年8月佐賀県豪雨災害被災者支援競走（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた34戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（26戦2勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着を確保した。