ラストスタンド（2018年生、母ファーストキス）

ラストスタンド（2018年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフリオーソ（当時14歳）と交配したファーストキスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新生ファーム。2020年のスピネル特別で2着に入った他、2020年のサファイア特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

石本孝博厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

6月24日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るモッケノサイワイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月29日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのカーネリアン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのスピネル特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦1勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したセカイノホシを差し切れず、1馬身差の2着となった。

9月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのサファイア特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

12月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシナスイ族賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月31日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

3歳（2021年）

1月22日、中2週で迎えた8戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

11月4日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた10戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、プレリュード・フィズ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた12戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

4歳（2022年）

3月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、若草特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた15戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、花水木特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた16戦目は、スプリント特別（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた17戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた18戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた19戦目は、フィレンツェファイア特別（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

9月4日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったホイッスルヴォイスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。