トウホクアズニャン(2011年生、母アイダンスカラー)

Tohoku Azunyan

2011.04.02

トウホクアズニャン(2011年4月2日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスクワートルスクワート(当時13歳)と交配したアイダンスカラーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者は伊藤牧場。戦績は、地方25戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、伊藤牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、中谷泰人によって94.5万円で落札された。

平山真希厩舎(浦和)へ入厩。

3歳(2014年)

3月28日、デビュー戦は杉村一樹騎手を鞍上に据えて、3歳浦和ダート1300m 晴/稍重)に出走。馬体重は443kg。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

5月2日、中4週で迎えた2戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、3歳浦和ダート1300m 晴/稍重)に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた3戦目は、3歳浦和ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手(1戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月16日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳浦和ダート1300m 曇/良)に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、セイヤクンに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳浦和ダート1300m 晴/良)に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のタカイチトミチャンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

9月11日、中4週で迎えた6戦目は、3歳浦和ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手(1戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のセイヤクンに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳船橋ダート1200m 曇/稍重)に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月29日、中4週で迎えた8戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五船橋ダート1500m 晴/稍重)に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳(2015年)

1月8日、中9週で迎えた9戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七浦和ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二十三川崎ダート1400m 晴/稍重)に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた11戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九浦和ダート1400m 晴/不良)に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2八九船橋ダート1200m 晴/不良)に出走。鞍上は山崎真騎手(2戦0勝)。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2九十浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手(3戦0勝)。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

5月12日、中6週で迎えた14戦目は、一般C2六七八川崎ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手(4戦0勝)。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた15戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八浦和ダート1400m 晴/良)に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六七川崎ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は瀬川将輝騎手(1戦0勝)。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた17戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十川崎ダート1400m 曇/重)に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C3浦和ダート1400m 晴/良)に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた19戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二川崎ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた20戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、一般C3二浦和ダート1500m 晴/良)に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3一二三川崎ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手(1戦0勝)。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3二三浦和ダート1500m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手(2戦0勝)。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドスペラーレを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月23日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2五浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は笹川翼騎手(1戦0勝)。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

10月30日、中4週で迎えた24戦目は、ハロウィン賞浦和ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手(3戦1勝)。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

12月3日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2十三十四浦和ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手(4戦1勝)。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。