トーセンヴァネッサ（2018年生、母トーセンヴェール）

トーセンヴァネッサ（2018年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青毛。種牡馬のトーセンブライト（当時17歳）と交配したトーセンヴェールが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2021年の2011 東京大賞典国際GⅠけ賞。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2020年）

5月29日、デビュー戦は張田昂騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

9月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナインボールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月26日、連闘で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3歳（2021年）

1月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

2月17日、中4週で迎えた6戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

3月24日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

6月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったリックマーベルにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

7月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の7月31日はトゥインクルレースの日賞 265.5万円以下（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月4日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦の253.6万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた11戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の313.5万円以下（大井ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の2011 東京大賞典国際GⅠけ賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノビーノヒカリに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月18日、連闘で迎えた13戦目は、アルコル賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、最後はターコイズリングと並んで3着同着となった。

11月1日、中5週で迎えた14戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月28日、中7週で迎えた15戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

4歳（2022年）

1月25日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（5戦1勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた18戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた19戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた20戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ロードフェローズに交わされて2馬身差の2着となった。

4月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

デビュー前

田口輝彦厩舎（笠松）へ入厩。

5月10日、デビュー戦は深澤杏花騎手を鞍上に据えて、一般B4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月7日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた22戦目は、明日は笠松けいば秋まつり（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で深澤杏花騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。