シャングリラバイオ（1998年生、母マーメイズラブ）

シャングリラバイオ（1998年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時7歳）と交配したマーメイズラブが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般C4。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、バイオによって1,102.5万円で落札された。

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

5月4日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた2戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

6月2日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

10月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

11月22日、中6週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた5戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5ヌ（足利ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月27日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、一般C5チ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイフォルテに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2002年）

1月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアウィルパワーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月4日、中3週で迎えた8戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月14日、中0週で迎えた9戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイランデブーから1馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4（足利ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブリトーフォンテンをアタマ差制して3勝目を獲得した。

4月4日、中2週で迎えた12戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月8日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月18日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた16戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。