エリモビュウティ（1984年生、母サニーフラワー）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

6月20日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は414kg。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

8月15日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で武豊騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダイナウイナーに半馬身交わされて2着となった。

9月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で武豊騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた7戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝2000m 曇/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のニシノマッサリアに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の伊達特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

12月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。