オンブラウニー（2012年生、母アマノブラウニイー）

オンブラウニー（2012年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオンファイア（当時9歳）と交配したアマノブラウニイーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、地方32戦3勝2着2回。2015年のハヤテスプリント(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

安田武広厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

5月14日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は394kg。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

7月9日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

7月24日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた4戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

10月27日、中5週で迎えた8戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、2歳C2一（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグジョウダークに約11馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、2歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るチェリーマーシャルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月15日、連闘で迎えた10戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた11戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた12戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

3歳（2015年）

1月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

2月18日、中5週で迎えた14戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

3月22日、中4週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた15戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は木村暁騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月5日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた16戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（4戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月19日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた17戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（5戦2勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の新食感!岩手・盛岡純米めん賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（6戦2勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、オテロに交わされて2馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のせんまや気仙沼街道まつり賞（盛岡ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（7戦2勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた20戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のサファイア賞（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦の十文字さくらんぼまつり賞（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた22戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（9戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた23戦目は、3歳地方重賞のハヤテスプリント（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（10戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月25日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の外山節全国大会賞（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、3歳戦の衣川の星空賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、一般C1四（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた27戦目は、久慈秋まつり賞（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

9月28日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた28戦目は、宮古港開港400周年記念賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（12戦2勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた29戦目は、ターフチャレンジ（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（13戦2勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のラブグレイスに4馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月26日、中1週で迎えた30戦目は、五葉山賞（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（14戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ラブグレイスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2016年）

3月21日、約5か月の休み明けで迎えた31戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（15戦3勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（16戦3勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。