ヒシトパーズ（2010年生、母ヒシレイホウ）

ヒシトパーズ（2010年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝石名」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時17歳）と交配したヒシレイホウが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）カミイスタット。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

11月18日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

3歳（2013年）

1月23日、中6週で迎えた3戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオグリストームに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月7日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた6戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

4月23日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた8戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のアポロノーティを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

5月21日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったオソナエモノにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月28日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったプラチナアックスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた13戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエンジェルヴォイスに3馬身の差をつけて優勝

7月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた15戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた17戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

9月13日、中4週で迎えた18戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた19戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた21戦目は、3歳（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で見越彬央騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた22戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の3歳（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月24日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。