マッキーバクシン（2003年生、母マッキーヴォーグ）

マッキーバクシン（2003年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時14歳）と交配したマッキーヴォーグが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は吉田三郎。戦績は、中央平地37戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の豊橋特別(500万下)。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

1月5日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

2月19日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

4月22日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（4戦0勝）。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で野元昭嘉騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で野元昭嘉騎手（6戦0勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着に入った。

8月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野元昭嘉騎手（7戦0勝）。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のワンマイドリームを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野元昭嘉騎手（8戦1勝）。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野元昭嘉騎手（9戦1勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

4歳（2007年）

3月4日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で野元昭嘉騎手（10戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3月24日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の豊橋特別（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で野元昭嘉騎手（11戦1勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のイケタイトルに1馬身1/4の差をつけて制した。

4月8日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下の千種川特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で野元昭嘉騎手（12戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の祇園特別（京都芝1400m 外回り雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で野元昭嘉騎手（13戦2勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の賢島特別（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で野元昭嘉騎手（14戦2勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、4着に入った。

6月9日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下のマラヤンレーシングアソシエーショントロフィー（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で野元昭嘉騎手（15戦2勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた17戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月1日、中8週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（16戦2勝）。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（17戦2勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下の会津特別（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（18戦2勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（19戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（20戦2勝）。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

5歳（2008年）

5月18日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野元昭嘉騎手（21戦2勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で野元昭嘉騎手（22戦2勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

6月22日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で野元昭嘉騎手（23戦2勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

7月27日、中4週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下の有明特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野元昭嘉騎手（24戦2勝）。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず15着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で野元昭嘉騎手（25戦2勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ミスズアロハにハナ差交わされて2着となった。

8月31日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下の別府特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で野元昭嘉騎手（26戦2勝）。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のエムテイコウテンに1馬身1/4の差をつけて久々に白星を挙げた。

9月21日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上1000万下の仲秋特別（阪神芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で野元昭嘉騎手（27戦3勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上1000万下の壬生特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で野元昭嘉騎手（28戦3勝）。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

11月16日、中4週で迎えた31戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の須賀川特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月14日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上1000万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（29戦3勝）。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

6歳（2009年）

1月18日、中4週で迎えた33戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

2月15日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（30戦3勝）。17頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、6着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の中京スポーツ杯（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（31戦3勝）。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

4月11日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の吾妻小富士賞（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（32戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上1000万下の鏑矢特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（33戦3勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。11着に敗れた。