ケンブリッジナイト（2006年生、母Gilded Leaf）

ケンブリッジナイト（2006年5月2日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋騎士」。毛色は芦毛。種牡馬のMizzen Mast（当時8歳）と交配したGilded Leafが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦0勝、地方37戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

4月5日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず14着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

9月17日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったゴールドピアースに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上村勇人騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゴールドピアースに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村勇人騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったサニーベルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で上村勇人騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で上村勇人騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上村勇人騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で上村勇人騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月20日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で上村勇人騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で上村勇人騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で上村勇人騎手（9戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた18戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のスマイルビクトリーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月8日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したハツノボリにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月29日、中2週で迎えた20戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた21戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（姫路ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた23戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた24戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、淡路島まつり特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は上村勇人騎手（10戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

11月10日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた27戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

12月1日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた28戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

5歳（2011年）

5月10日、約5か月の休養明けで迎えた30戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた35戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るネイビーウッドをアタマ差だけ差し切って久々に勝ち星を挙げた。

9月6日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた38戦目は、がんばっぺす!みやこ杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた40戦目は、明治記念相撲特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた42戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた43戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、かぶら寿し特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた44戦目は、C2級チャンピオン（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。