キョウエイファイト（1986年生、母インターエイブル）
Kyoei Fight
1986.04.16
キョウエイファイト（1986年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のキヤタオラ（当時12歳）と交配したインターエイブルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地22戦1勝2着2回、地方28戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
福島勝厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1988年）
12月11日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
3歳（1989年）
3月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。
5月6日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手（3戦0勝）。20頭立ての19番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、4着を確保した。
5月20日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田島裕和騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。
6月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田島裕和騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、勝ったキタシバキンタローにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
6月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田島裕和騎手（6戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。
8月5日、中5週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で田島裕和騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、最後はメイトウサクセスと並んで4着同着となった。
8月20日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田島裕和騎手（8戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
9月10日、中2週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田島裕和騎手（9戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。
9月30日、中2週で迎えた11戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったマイネペルレにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。
10月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイイチアルコを目の覚めるような末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。
4歳（1990年）
3月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、5歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。
3月25日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原田聖二騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
4月7日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は田島裕和騎手（10戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。
4月21日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は原田聖二騎手（5戦1勝）。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。
5月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、5歳以上500万下（京都芝1600m 外回り 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（6戦1勝）。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。
12月1日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
12月15日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（11戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。
5歳（1991年）
2月9日、中7週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（12戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。
2月24日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（13戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。
5月6日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のオギノサクラに1馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
5月19日、中1週で迎えた24戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミホジャパンに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6月4日、中1週で迎えた25戦目は、中央競馬騎手招待（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月16日、中1週で迎えた26戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平床良博騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリスクトレンディーに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。
6月30日、中1週で迎えた27戦目は、オリオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平床良博騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月21日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた28戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、白菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月6日、中1週で迎えた29戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月15日、中2週で迎えた31戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は横山誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。
12月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
6歳（1992年）
1月9日、中0週で迎えた33戦目は、迎春特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月23日、中5週で迎えた34戦目は、天野貢騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月12日、中6週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた35戦目は、黒木豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月26日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のハリープラウドをクビ差制して制した。
5月10日、中1週で迎えた37戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒木豊騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月24日、中1週で迎えた38戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で黒木豊騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月9日、中1週で迎えた39戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた40戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた41戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノゲンジから半馬身差の2着となった。
8月2日、中3週で迎えた42戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒木豊騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月16日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大瀬戸豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月30日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は黒木豊騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月13日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったドクターユースから3/4馬身差の2着となった。
9月27日、中1週で迎えた46戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒木豊騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月11日、中1週で迎えた47戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月25日、中1週で迎えた48戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は黒木豊騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月8日、中1週で迎えた49戦目は、越野亨騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月17日、連闘で迎えた50戦目は、井樋一也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。