シルクフォワード（1998年生、母フルブラッド）

シルクフォワード（1998年5月14日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時11歳）と交配したフルブラッドが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）クドウファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のねこやなぎ特別(一般C)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

2月4日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は506kg。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

2月10日、連闘で迎えた2戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月30日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から34kg減らして迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた4戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4歳（2002年）

1月28日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタンクバスターから1馬身差の2着に敗北した。

2月18日、中2週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のゲンキホーラーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた7戦目は、れんげ草特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャニオンヒーローから半馬身差の2着に敗北した。

3月25日、中2週で迎えた8戦目は、ねこやなぎ特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のピジヨンブレストに半馬身の差をつけて制した。

6月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般B13（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた10戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月20日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、あけび特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、つわぶき特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた13戦目は、葉牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（2003年）

1月4日、中2週で迎えた14戦目は、愛知県競馬獣医師会春風賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で清家義徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒャクマンボルトに半馬身の差をつけて3勝目をマークした。

1月30日、中0週で迎えた16戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は清家義徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた17戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般B16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般B16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は清家義徳騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた19戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた20戦目は、一般B15（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のペアーハンターに2馬身半の差をつけて制した。

4月21日、連闘で迎えた21戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般B12（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月28日、中4週で迎えた22戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。