チェアフルハイジ（2007年生、母カルネヴァーレ）

チェアフルハイジ（2007年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「陽気なハイジ」。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時9歳）と交配したカルネヴァーレが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）吉田ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C2 27。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

4月11日、デビュー戦は小野寺祐太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は428kg。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に敗れた。

6月20日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

8月14日、中7週で迎えた3戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず16着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

10月30日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 37（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったビーウイッチに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタイトーフォルテに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月18日、連闘で迎えた9戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた11戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、スカイミュージックにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月19日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエフテーグランパオ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

2月26日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて、最後は2着のシゲルカネツグをクビ差振り切って2勝目をマークした。

5月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた16戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた17戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた18戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた19戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

9月19日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったワールドチャンプに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月1日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のダイワスコーピオンに1馬身半の差をつけて優勝

10月15日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（10戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた25戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（11戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。