シゲルカネツグ（2007年生、母サークルスズカ）

シゲルカネツグ（2007年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋直江兼統より」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時19歳）と交配したサークルスズカが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）畑端牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方31戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C2 23。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畑端牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって325.5万円で落札された。

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

1月24日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた2戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

7月10日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい18着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた6戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C26（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた7戦目は、一般C26（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月5日、中0週で迎えた8戦目は、一般C25（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた9戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイマリウィークから8馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中4週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月6日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C2 37（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた12戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は清水裕一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

1月22日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2 35（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は清水裕一騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったホージットに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月13日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2 28（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

2月20日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカオミレニアムに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月26日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したチェアフルハイジにクビ差届かず2着となった。

3月13日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（9戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したカノヤピューに半馬身届かず2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5月14日、中0週で迎えた29戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（12戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（13戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったパープルパッセージに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた32戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた33戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（14戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は清水裕一騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（15戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。