サンワードミル（2001年生、母ゴールデンミル）

サンワードミル（2001年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のスピニングワールド（当時8歳）と交配したゴールデンミルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヤマオカ牧場。戦績は、中央平地6戦1勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

8月24日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のヤマニンノーティスを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3歳（2004年）

1月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

3月13日、中6週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた6戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

9月26日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

12月7日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、立花伸騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。