シンボリファルス（1985年生、母スイートヘッド）

Symboli Vals

1985.06.12

シンボリファルス（1985年6月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソロン（当時25歳）と交配したスイートヘッドが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

藤原敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

8月14日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた2戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したライズインサンを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

10月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

11月19日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたアカツキレベッカ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

12月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4歳（1989年）

6月18日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、津曲浩二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（札幌ダート2400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた10戦目は、瀬古正明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で瀬古正明騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で瀬古正明騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のコウチモガミを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で瀬古正明騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京芝2300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。