ゴルデンバンブー（1985年生、母マウントローズ）

ゴルデンバンブー（1985年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモーニングフローリツク（当時10歳）と交配したマウントローズが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原忠夫。戦績は、中央平地7戦0勝、地方15戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年のハッピーナイト特別(C3二)。

経歴

デビュー前

田中利衛厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1987年）

11月28日、デビュー戦は佐々木洋一騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1988年）

1月10日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンタイヨーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月1日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木洋一騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイユーダイヤから2馬身半差の2着となった。

3月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木洋一騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のエルエーキングに半馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

4月14日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木洋一騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木洋一騎手（6戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のファストイクセルに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

6月17日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のあやめ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木洋一騎手（7戦3勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木洋一騎手（8戦3勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月9日、中8週で迎えた10戦目は、3歳戦のプチフラワー特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木洋一騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノサクラギから3馬身差の2着となった。

10月1日、中2週で迎えた11戦目は、ハッピーナイト特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木洋一騎手（10戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のラツキーホウジユに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

10月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2二（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木洋一騎手（11戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月3日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、晩秋特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木洋一騎手（12戦4勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた14戦目は、西麻布特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木洋一騎手（13戦4勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1989年）

1月18日、中2週で迎えた15戦目は、初富士特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐々木洋一騎手（14戦4勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月18日、中7週で迎えた16戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた18戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下の播磨特別（阪神芝2000m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿元嘉和騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

7月16日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた22戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。