ゴールデンパワー（2009年生、母ブルーグラスローズ）

ゴールデンパワー（2009年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時9歳）と交配したブルーグラスローズが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）ヤマイチ牧場。戦績は、地方27戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の桔梗賞( 牝)。

経歴

デビュー前

柿本政男厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2011年）

12月9日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったタランチュラホークに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2012年）

1月11日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

6月20日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るインプレーザを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

7月25日、中2週で迎えた5戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったフォーハピネスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るノービリティを上がり1位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

9月28日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦のコスモス賞（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月16日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、近代競馬発祥の地横浜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

10月30日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のリアライズプラケオに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月20日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のビービーマグレブに2馬身の差をつけて制した。

12月13日、中2週で迎えた12戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、万両特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

4歳（2013年）

1月8日、中3週で迎えた13戦目は、詠音誕生記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた15戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

9月6日、約6か月の休み明けで迎えた17戦目は、杉本50thバースデーカップ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた18戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、スポーツ報知賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2一二（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（4戦2勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

12月2日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5歳（2014年）

1月8日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

6月3日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、一般C2七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したレオアビリティにクビ差届かず2着となった。

8月6日、中6週で迎えた27戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。