シャークヴィーナス（2017年生、母オーバーザムーン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、成隆牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2019年）

7月23日、デビュー戦は岡村裕基騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は394kg。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るベニノマドンナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月7日、中4週で迎えた5戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新生特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のエタニティ賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2020年）

1月31日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のキュープラザ二子玉川杯（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた8戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の福島睦美・陽向生誕記念（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシトリンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月14日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の明日葉特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤裕人騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったオンギに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月10日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦のムーンストーン特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤裕人騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月15日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤裕人騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた14戦目は、メリッサ賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤裕人騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るドラムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

11月11日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

12月18日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた16戦目は、スノーホワイト賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（7戦1勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4歳（2021年）

1月4日、中1週で迎えた17戦目は、熊手賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（8戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた18戦目は、アークトゥルス賞（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（9戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したドテライヤツを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

3月5日、中4週で迎えた19戦目は、シリウス特別（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤裕人騎手（10戦1勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の三つ葉のクローバー2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤裕人騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4月20日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、プロキオン賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤裕人騎手（12戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月6日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、迷路2200（船橋ダート2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤裕人騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた23戦目は、フォーマルハウト賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤裕人騎手（14戦1勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

6月14日、中2週で迎えた24戦目は、カペラ賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤裕人騎手（15戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた25戦目は、天の川賞（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤裕人騎手（16戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

7月30日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、「3密」避けて三浦へ!賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤裕人騎手（17戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦のはくちょう座特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で伊藤裕人騎手（18戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた28戦目は、メリッサ賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で伊藤裕人騎手（19戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

5歳（2022年）

1月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた29戦目は、田中涼騎手を鞍上に迎えて、双六賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

1月18日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた30戦目は、水仙特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（20戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた31戦目は、王者の眼差し賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（21戦1勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた32戦目は、プリマヴェーラ賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は田中涼騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた33戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（22戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。