ハナオウショウ（1997年生、母ガロトダンサー）

ハナオウショウ（1997年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のスマノヒツト（当時16歳）と交配したガロトダンサーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は荒井ファーム。戦績は、地方36戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系一般C1。

経歴

デビュー前

寺田茂厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1999年）

11月29日、デビュー戦は山本育男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は443kg。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本育男騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本育男騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

3歳（2000年）

4月3日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、アラ系4歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本育男騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のカネミホマレをハナ差振り切って初白星を挙げた。

4月18日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本育男騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したインターダイナを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本育男騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワイエスヒットに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月14日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山本育男騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山本育男騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマサダイヤを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた13戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた14戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカノロッチに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

10月3日、中1週で迎えた15戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンエイキャンドルに交わされて1馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山中利夫騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコモレビをアタマ差振り切って4勝目を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた17戦目は、コスモス賞（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた18戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

12月10日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のロイヤルラインを3/4馬身振り切って5勝目を手中に収めた。

12月24日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（10戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4歳（2001年）

4月9日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミヤシロセンジュオをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

4月23日、中1週で迎えた22戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5月3日、中0週で迎えた23戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山中利夫騎手（13戦4勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山中利夫騎手（14戦4勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山中利夫騎手（15戦4勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホーエイスキを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山中利夫騎手（16戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で山中利夫騎手（17戦4勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた28戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山中利夫騎手（18戦4勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山中利夫騎手（19戦4勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本育男騎手（8戦2勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本育男騎手（9戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本育男騎手（10戦2勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山中利夫騎手（20戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（21戦4勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月28日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本育男騎手（11戦2勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマリリンに2馬身半の差をつけて7勝目を手に入れた。

11月12日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は山中利夫騎手（22戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。