ホーエイスキ（1998年生、母スピードセンプウ）

ホーエイスキ（1998年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時13歳）と交配したスピードセンプウが10歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中原牧場。戦績は、地方42戦11勝2着9回。主な勝ち鞍は2002年の浅野川特別(アラ系一般A)。

経歴

デビュー前

田嶋弘厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2000年）

6月26日、デビュー戦は古性秀之騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は458kg。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタカノノーブルを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

8月7日、中1週で迎えた4戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月5日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパウエルタイフウに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月1日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアラブ若駒賞（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で古性秀之騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で古性秀之騎手（10戦1勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミズホテツノオーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3歳（2001年）

4月7日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナイスヴイに3/4馬身交わされて2着となった。

4月21日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のビショウザンを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月27日、中2週で迎えた16戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハナオウショウに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月10日、中1週で迎えた17戦目は、サルビア賞（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（14戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（15戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたロックウイット決め手に屈してアタマ差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた20戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（16戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコーワゴールドに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月4日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（17戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るミズホスパーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を掴み取った。

8月18日、中1週で迎えた22戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（18戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミズホスパーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って優勝

9月3日、中1週で迎えた23戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で古性秀之騎手（19戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るサチノサクセスを豪脚で3/4馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

9月16日、中1週で迎えた24戦目は、ルビー特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で古性秀之騎手（20戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホッカイブルーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた25戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、友禅特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた26戦目は、3歳戦のアラブ大賞典（金沢ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は古性秀之騎手（21戦6勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は安部竜司騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコーワゴールドを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた28戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた29戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイチローシェフをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月23日、中1週で迎えた30戦目は、アラブウインターカップ（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安部竜司騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

4歳（2002年）

1月5日、中1週で迎えた31戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安部竜司騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったモトケンホマレにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた32戦目は、菊桜特別中日スポーツ賞（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で安部竜司騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

4月22日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、若草特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で安部竜司騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた34戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で安部竜司騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハヤキタスキーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月20日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた35戦目は、石川門特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で安部竜司騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた36戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、マーメイド特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロックウイットに6馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6月17日、中1週で迎えた37戦目は、浅野川特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトキワダイドウに3馬身の差をつけて優勝

7月13日、中3週で迎えた38戦目は、立葵特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた39戦目は、香林坊特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カツラギタイショウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月11日、中1週で迎えた40戦目は、能登路特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（2戦2勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサクセスフレンドを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた41戦目は、秋風特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた42戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。