バッラーレ（2002年生、母マルダムール）

バッラーレ（2002年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「踊る（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時17歳）と交配したマルダムールが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、地方27戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C4二。

経歴

デビュー前

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月18日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

3歳（2005年）

1月10日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

2月26日、中6週で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月24日、中7週で迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

6月18日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、勝ったマキオルーブルにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

8月14日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた9戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

4歳（2006年）

5月7日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の加治川特別（新潟芝1800m 外回り小雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月17日、中5週で迎えた11戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた13戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

9月12日、中5週で迎えた15戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、ペガスス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた16戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月24日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、JAみついし花だより特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

11月14日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた18戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた20戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

5歳（2007年）

1月18日、中2週で迎えた21戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月14日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスペシャルゴッドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月27日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマッキーカルタス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中3週で迎えた25戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユキノハルカに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月30日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴーザリミットを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた31戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、七夕特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた32戦目は、大暑特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた33戦目は、COMEHOME九州里帰ジョッキーズカップ（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた34戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。5頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた36戦目は、秋分特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月6日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた37戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた38戦目は、紅葉特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた39戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、菊花特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた40戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。