マキオルーブル（2002年生、母タカノラベンダー）

マキオルーブル（2002年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時15歳）と交配したタカノラベンダーが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回、中央障害4戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高昭牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって798万円で落札された。

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

6月27日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったコパノフウジンにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるニホンピロザプラウを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月7日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

3歳（2005年）

5月7日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた6戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月17日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のバッラーレをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

11月12日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた9戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

4歳（2006年）

1月14日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月4日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

7月2日、中3週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で仲田雅興騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったレヴァンテから1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月12日、中3週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で仲田雅興騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。