マイチャンピオン（1991年生、母フアイブソロン）

マイチャンピオン（1991年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時12歳）と交配したフアイブソロンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、中央障害6戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

7月10日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったサムソンビッグに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイネスサウザーを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の札幌3歳ステークス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月28日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のカトレア賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた6戦目は、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

3歳（1994年）

1月6日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

1月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこぶし賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下のつばき賞（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下のたちばな賞（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月28日、中4週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は中竹和也騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトレンザに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた19戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下（中京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の豊中特別（阪神芝2200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は中竹和也騎手（7戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の兵庫特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

4歳（1995年）

9月21日、約11か月の休み明けで迎えた23戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。