エイシンコソンテ（2021年生、母エーシンリジル）

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

5月10日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンコーネリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

6月21日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

8月9日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月4日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた6戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1400m 小雨/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサンスズランに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

9月17日、中1週で迎えた7戦目は、2歳M1のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始1番手を追走先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では出色の末脚を披露し、3着に入った。

10月3日、中1週で迎えた8戦目は、2歳M1のネクストスター盛岡（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

3歳（2024年）

2月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエイシンフォトンを半馬身振り切って久しぶりの一戦を制した。

3月21日、中3週で迎えた11戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳A B（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（2戦1勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたレイアンドダンス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月10日、中3週で迎えた13戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永井孝典騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンジョルトに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中2週で迎えた14戦目は、3歳A（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で永井孝典騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永井孝典騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の楽天競馬×楽天モバイル賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で永井孝典騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

10月30日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で永井孝典騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、メロディメーカーにハナ差交わされて2着に惜敗した。

11月20日、中2週で迎えた18戦目は、つむらのたまご特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で永井孝典騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

12月25日、中4週で迎えた19戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、シクラメン特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

4歳（2025年）

1月10日、中1週で迎えた20戦目は、睦月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

2月26日、中6週で迎えた21戦目は、春の月特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

4月2日、中4週で迎えた22戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、ゼンダンキズナに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月14日、中1週で迎えた23戦目は、若緑特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のフェールデレーヴに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

デビュー前

笹野博司厩舎（笠松）へ入厩。

5月15日、デビュー戦は藤原幹生騎手を鞍上に据えて、岐阜城特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

5月30日、中6週で迎えた24戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、キキョウ特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、リュクスウォリアーに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた25戦目は、木曽川特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るネオアマゾネスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

7月24日、中5週で迎えた26戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、南知多特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

8月14日、中2週で迎えた27戦目は、くろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定オープンの撫子争覇（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

11月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、磨墨特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のニホンピロポートに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。