アーデルパワー（1992年生、母ワイドソロン）

Adel Power

1992.04.19

アーデルパワー（1992年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトーアファルコン（当時11歳）と交配したワイドソロンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は福島県、生産者は松本 泰。戦績は、地方12戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の一般C3-13 14。

経歴

デビュー前

荒居貴美夫厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1995年）

8月16日、デビュー戦は藤江昭徳騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1997年）

5月26日、約21か月半の休養明けで迎えた2戦目は、音部浩仁騎手を鞍上に迎えて、一般C3八（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた3戦目は、一般C3七（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で音部浩仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3九十（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で音部浩仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったトワノハーモニーから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月1日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、一般C3十11（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤステンカオーから4馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3-13 14（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマサミスウィングをクビ差制して初白星を挙げた。

12月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、森勇騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のススムコモに5馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

6歳（1998年）

1月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3八（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森勇騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコンバレッセントーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月10日、中5週で迎えた9戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森勇騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた10戦目は、一般C3六（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森勇騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3六（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森勇騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモブハスキーに2馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

5月1日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3七（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森勇騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のパーフェクトマーチに2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。