エアザゲーム（2006年生、母エアリング）

エアザゲーム（2006年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋歌手名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時11歳）と交配したエアリングが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着2回、地方10戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

5月3日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は524kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月24日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り16着に敗れた。

7月4日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

8月9日、中4週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたスズカブリザード決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

8月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたウインスカイハイ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月18日、中5週で迎えた7戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アマデウスにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、ノベンバーカップ（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた10戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月28日、中1週で迎えた11戦目は、たねいちウニまつりレース（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

4歳（2010年）

3月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた12戦目は、奥州市職員奥馬の会会長賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月4日、中3週で迎えた14戦目は、エコしてエーコと葛巻レース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた15戦目は、立夏賞（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた16戦目は、ジューンカップ（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。