レジェンド（2001年生、母ゴッドフラワー）

レジェンド（2001年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「伝説」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時9歳）と交配したゴッドフラワーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方13戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

12月21日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3歳（2004年）

1月12日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に敗れた。

7月18日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり17着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月3日、中5週で迎えた5戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず16着に終わった。

4歳（2005年）

1月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた6戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングロードに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月5日、中2週で迎えた7戦目は、中留伸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中留伸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

2月26日、連闘で迎えた9戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサイレンスユウキに1馬身半の差をつけて制した。

3月8日、中0週で迎えた10戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズコンドルをアタマ差制して優勝

3月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトシヒデハレスガタをアタマ差制して4勝目を獲得した。

4月24日、中1週で迎えた13戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は新町充寿騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミーナトウショウに2馬身の差をつけて5勝目を収める

7月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るフジヤマアトラスを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って6勝目をつかんだ。

8月16日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトリッドザボードにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。