スーパーイッキ（1984年生、母ベンドユウホウ）

Super Ikki

1984.04.08

スーパーイッキ（1984年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のサンシー（当時15歳）と交配したベンドユウホウが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地25戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上400万下。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 25戦3勝 [3-1-2-19/25]
• 総賞金 国内: 2,744万円
• 生年月日: 1984年4月8日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 栃栗毛
• 厩舎: 中村覚之助 栗東
• 馬主: 藤谷一雄
• 生産者: （有）広富牧場
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 1馬身1/4

ベストレース

• レース名: 5歳以上400万下
• 日付/馬齢: 1989年4月22日/5歳
• コース: 京都芝2400m 右 外
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 18.3倍/10番人気
• 馬番/頭数: 12番/13頭
• 天候: 曇 18.3℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.3/ラスト=12.1
• レースペース: 稍スロー
• 通過順位: 3-3-3-3
• 馬体重 増減: 492kg -4
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 本田優 57.0kg

血統

概要

祖母のタイイサミは中央平地22戦4勝2着5回。曾祖母のハマイサミは中央平地15戦2勝2着3回。父のサンシーは海外5戦3勝。

近親馬

• • 半叔母: タイアオバ 1980/JPN/タイテエム
  タイアオバ
• • 半甥: ガンガディーン 1990/JPN/アンバーシャダイ
  ガンガディーン
• • 半甥: ラインウイナー 1995/JPN/ニホンピロウイナー
  ラインウイナー
• • 半姪: マイネレジーナ 1996/JPN/サンデーサイレンス
  マイネレジーナ
• • 半甥: メガスターダム 1999/JPN/ニホンピロウイナー
  メガスターダム
• • 半従兄: オーバーレインボー 1977/JPN/イエラパ
  オーバーレインボー
• • 半従姉: ダニッシュガール 1979/JPN/ハーデイカヌート
  ダニッシュガール
• • 半従姉: ウメノソブリン 1980/JPN/ラツキーソブリン
  ウメノソブリン

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Noor Jahan＝Sir Gallahad	6×7	2.34%
牡	Teddy	6*7*7*7×5	7.03%
牡	Rose Prince	6×5	4.68%
牡	Gainsborough	6*7*7×6	4.68%
牡	Vatout	6×6	3.12%
牡	Blenheim	6*6×6	4.68%
牡	Blandford	6*7*7×7*7	4.68%
牡	Alcantara	7×6	2.34%
牡	Swynford	7×6	2.34%
牡	Phalaris	7×7	1.56%
牡S	Ksar	6*7	2.34%
牡S	Bruleur	7*7	1.56%
牡S	As d'Atout	7*7	1.56%
牡M	The Tetrarch	6*7	2.34%
牡M	Perth	7*7	1.56%
牝	Mumtaz Mahal	7×6	2.34%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Sanctus 1960 （FR）		Fine Top 1949 （FR）	Fine Art	Artist's Proof
				Finnoise
			Toupie	Vatellor
				Tarentella
		Sanelta 1954 （FR）	Tourment	Tourbillon
				Fragment
父 サンシー 1969 （FR）			Satanella	Mahmoud
				Avella
		Worden 1949 （FR）	Wild Risk	Rialto
				Wild Violet
父の母 Wordys 1957 （FR）			Sans Tares	Sind
				Tara
		Princesse d'Ys 1950 （FR）	Prince Bio	Prince Rose
				Biologie
			Lacodis	Maravedis
				La Kota
母の父 ダイハード 1957 （GB）		Never Say Die 1951 （USA）	Nasrullah	Nearco
				Mumtaz Begum
			Singing Grass	War Admiral
				Boreale
		Mixed Blessing 1946 （GB）	Brumeux	Teddy
				La Brume
母 ベンドユウホウ 1978 （JPN）			Pot-pourri	Rose Prince
				Sweet Lavender
		チヤイナロツク 1953 （GB）	Rockefella	Hyperion
				Rockfel
母の母 タイイサミ 1962 （JPN）			May Wong	Rustom Pasha
				Wezzan
		ハマイサミ 1957 （JPN）	ヴイーノーピユロー	Polemarch
				Vainilla
			ミスヒガシ	シアンモア
				第七パシフイツク

血統分類

• サイアーライン: ゲインズバラ系
• ファミリーナンバー: 4-d

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1989/05/28 阪神	芝2500m 良 晴	生田特別 900万下	トーアソウル 0.3	4 / 8	5枠 5番	丸山勝秀	55kg	2.7	2人	2-2-2-2	/ 37.4	490	-4
1989/05/14 京都	芝2200m 稍 晴	5歳以上400万下	(エリモボーイ) -0.2	1 / 11	8枠 11番	本田優	58kg	1.4	1人	1-1-1-1	/ 37.1	494	+2
1989/04/22 京都	芝2400m 良 曇	5歳以上400万下	(トーヨーオーカン) -0.1	1 / 13	8枠 12番	本田優	57kg	18.3	10人	3-3-3-3	/ 36.6	492	-4
1989/04/09 阪神	ダ1800m 重 晴	5歳以上400万下	ハイタイガー 0.3	3 / 16	5枠 9番	本田優	57kg	43.1	12人	7-7-8-6	/ 37.0	496	+6
1989/03/04 中京	ダ1700m 重 曇	5歳以上400万下	メジロコロラド 1.7	9 / 16	1枠 1番	丸山勝秀	57kg	5.1	3人	8-8-9-8	40.8 / 37.0	490	-6
1989/02/19 京都	ダ1800m 重 晴	5歳以上400万下	リキマナード 0.2	4 / 11	5枠 5番	丸山勝秀	57kg	33.4	9人	1-1-1-1	/ 37.9	496	+14
1988/06/19 中京	ダ1700m 良 晴	5歳以上400万下	ツキノオージャ 4.6	15 / 16	2枠 3番	岸滋彦	54kg	62.8	15人	6-7-11-15	41.3 / 36.4	482	-2
1988/05/29 阪神	芝1600m 良 晴	5歳以上400万下	トウショウイブキ 1.6	9 / 15	2枠 3番	森次男	56kg	22.1	7人	15-15-12	/ 36.4	484	+2
1988/05/14 新潟	芝1600m 稍 晴	5歳以上400万下	タカライースタン 1.5	6 / 13	8枠 12番	上野清章	56kg	15.3	5人	5-7	/ 34.9	482	+2
1988/05/08 新潟	ダ1700m 稍 晴	5歳以上400万下	ナムラアロー 0.9	4 / 10	7枠 7番	千田輝彦	53kg	10.6	6人	5-5-5-5	/ 37.6	480	-2
1988/04/24 新潟	ダ1700m 稍 晴	5歳以上400万下	モガミテスコオー 1.1	8 / 12	2枠 2番	上野清章	56kg	24.2	10人	11-10-8-8	/ 38.8	482	0
1988/01/09 京都	ダ1700m 稍 曇	5歳以上400万下	ロングヒラ 1.1	7 / 12	7枠 10番	森次男	56kg	16.9	7人	8-6-6-5	/ 39.1	482	+8
1987/12/19 阪神	ダ1800m 良 晴	4歳以上400万下	アインマック 1.5	6 / 10	8枠 9番	森次男	55kg	14.5	7人	2-2-2-2	/ 37.9	474	0
1987/12/06 阪神	ダ1700m 重 曇	4歳以上400万下	モガミツバサ 0.9	4 / 11	6枠 7番	森次男	55kg	57.5	11人	8-8-5-4	/ 37.9	474	+4
1987/11/14 福島	ダ1700m 良 晴	原町特別 400万下	ナイカイクイン 1.5	8 / 12	2枠 2番	吉永良人	55kg	43.7	10人	8-8-8-9	40.7 / 37.3	470	-4
1987/10/31 福島	ダ1700m 良 曇	4歳未勝利	(ダイナサイクロン) -0.2	1 / 11	3枠 3番	吉永良人	55kg	18.8	7人	4-4-2-2	41.0 / 36.6	474	0
1987/09/05 函館	芝1800m 良 曇	4歳未勝利	キョウエイウネビ 1.4	9 / 11	8枠 10番	岡冨俊一	55kg	37.3	8人	10-10-11-10	39.2 / 37.1	474	-6
1987/08/22 函館	ダ1700m 良 曇	4歳未勝利	ハルマサダ 3.9	11 / 12	6枠 7番	岡冨俊一	55kg	6.0	3人	10-11-11-11	43.6 / 37.6	480	+6
1987/08/09 函館	芝1800m 不 曇	4歳未勝利	エゾカツ 0.6	3 / 12	7枠 9番	岡冨俊一	55kg	10.2	6人	5-6-9-8	39.0 / 36.1	474	+8
1987/07/25 札幌	ダ1800m 重 晴	4歳未勝利	モミジラササヤン 0.4	2 / 9	7枠 7番	森次男	55kg	8.8	3人	5-4-3-2	40.0 / 37.2	466	0
1987/07/12 札幌	ダ1800m 不 曇	4歳未勝利	ソダカザン 0.3	4 / 8	6枠 6番	森次男	55kg	13.7	5人	5-4-3-3	38.4 / 38.6	466	-8
1987/07/05 札幌	ダ1800m 稍 晴	4歳未勝利	マーベラスハンター 1.2	7 / 13	4枠 5番	森次男	55kg	21.7	5人	2-3-4-4	41.4 / 36.7	474	0
1987/06/21 札幌	ダ1800m 良 晴	4歳未勝利	ヒデノカイウン 1.0	6 / 9	7枠 7番	森次男	55kg	17.1	6人	6-6-4-8	39.3 / 38.0	474	+2
1986/11/16 京都	ダ1200m 稍 曇	3歳新馬	ミスターテンリ 2.2	8 / 11	3枠 3番	岡冨俊一	54kg	9.6	4人	9-9	/ 36.3	472	-8
1986/11/01 京都	ダ1400m 良 曇	3歳新馬	ドウカンジョー 1.9	4 / 10	2枠 2番	岡冨俊一	54kg	9.8	3人	7-7	/ 37.8	480

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

中村覚之助厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

11月1日、デビュー戦は岡冨俊一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

3歳（1987年）

6月21日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、森次男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森次男騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森次男騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森次男騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるモミジラササヤンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

8月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は岡冨俊一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

10月31日、中7週で迎えた10戦目は、吉永良人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダイナサイクロンに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永良人騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は森次男騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森次男騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

4歳（1988年）

1月9日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森次男騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月24日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた16戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は上野清章騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は森次男騎手（7戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた19戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

5歳（1989年）

2月19日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月4日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

4月9日、中4週で迎えた22戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では閃光の如き末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月22日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上400万下（京都芝2400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトーヨーオーカンを半馬身振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

5月14日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上400万下（京都芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のエリモボーイに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月28日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の生田特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。