エムオークィーン（2015年生、母コンサートクィーン）

エムオークィーン（2015年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートファルコン（当時10歳）と交配したコンサートクィーンが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方27戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2018年の久喜といえば梨で賞(一般B3四)。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2017年）

5月18日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のセユウスマートに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

8月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（7戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のツルノシンを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのキズナ・プレミアム（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた11戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、2歳オープンの蠍座特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で阿部龍騎手（10戦2勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた13戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、マルヒロキングにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月30日、中3週で迎えた14戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

3歳（2018年）

1月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4月24日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のヨミに2馬身の差をつけて優勝

5月8日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったフレンドリーアイズに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦のローズ賞（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り最後はエクスタシーと並んで11着同着となった。

7月26日、中4週で迎えた20戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサンダーソニア賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のラナウェイボーイに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

8月9日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定のハンデ戦のカワセミ賞（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた22戦目は、船橋の名伯楽記念（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた23戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、秋冷特別（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた24戦目は、牝馬限定のハンデ戦のゴイサギ賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るガーネットノームを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

10月26日、中2週で迎えた25戦目は、久喜といえば梨で賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクセスコードに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月23日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の埼玉県畜産会長賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では稟性の負けん気を発揮してゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた27戦目は、ジャンポケ斉藤・瀬戸サオリ結婚1周年記念（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。