フェザスローブ（1999年生、母マルブツローヤル）

フェザスローブ（1999年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「羽で出来た夜会服」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時13歳）と交配したマルブツローヤルが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）高橋農場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

3月10日、デビュー戦は宝来城多郎騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したドルフィンスルーにハナ差届かず2着に惜敗した。

3月23日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未出走（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、6着に終わった。

4月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

5月15日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の屋形船賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

6月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた8戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた9戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシルクハリウッドに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

4歳（2003年）

1月18日、中4週で迎えた11戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。