ヘラルドスクエア（2013年生、母コロンバスサークル）

ヘラルドスクエア（2013年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ニューヨークにある緑が美しい広場の名称」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時12歳）と交配したコロンバスサークルが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額2,800万円（70万×40口）で一口馬主が募集された。

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

10月24日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月21日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

3歳（2016年）

1月31日、中9週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

5月1日、中8週で迎えた5戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた6戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

7月30日、中8週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は石川裕紀人騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月27日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はレーヴドブランと並んで13着同着となった。