ハヤテ（1991年生、母スカイタイム）

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

8月7日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルサルートに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月31日、中5週で迎えた4戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の黄菊賞（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3歳（1994年）

5月8日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

6月4日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下のかきつばた賞（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月9日、中4週で迎えた7戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のすいれん賞（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったケリソンにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

4歳（1995年）

6月10日、約11か月の休み明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったポットリズムにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中2週で迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2000m 小雨/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のロアデロアに1馬身3/4の差をつけて断然人気に応えた。

8月13日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5歳（1996年）

3月3日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鬼脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のクラージュプリンスに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月4日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦2勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた15戦目は、名古屋チャレンジカップ麒麟児賞（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた16戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた17戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

6歳（1997年）

1月15日、約6か月半の休み明けで迎えた18戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の和布刈特別（小倉芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

3月9日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた20戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の中京スポーツ杯（中京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の長良川特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた22戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

8月3日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月17日、中1週で迎えた24戦目は、RKK特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月21日、中4週で迎えた25戦目は、A1（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月26日、中4週で迎えた26戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、A1（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた28戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、サラブレッド大賞典トライアル（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた29戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、A1（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（1998年）

1月3日、中1週で迎えた30戦目は、FM中九州特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた31戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（6戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた32戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、一般A2（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた33戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、一般A1（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた34戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの一般（荒尾ダート1900m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中4週で迎えた35戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のベッスルシンザンに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

8月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた36戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンダムライダーからクビ差の2着に惜敗した。

9月19日、中6週で迎えた37戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、日本農業新聞杯（中津ダート1760m 小雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた38戦目は、大分県馬主会会長賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は下田雅晴騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下田雅晴騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた40戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下田雅晴騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた41戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。