プロフェシー（2010年生、母ハンドオブフェイト）

プロフェシー（2010年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「天啓」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時18歳）と交配したハンドオブフェイトが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年のAIR-G’特別(一般C22 C31)。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

9月17日、デビュー戦は西村太一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月10日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルマーズビコーを豪快な末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラムボンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月6日、中1週で迎えた4戦目は、AIR-G’特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマヤノラムダに5馬身の差をつけて3勝目をマークした。

4歳（2014年）

6月5日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、おけと人間ばん馬大会特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた6戦目は、石榴特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したディープアリスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月10日、中4週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた8戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、さそり座特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた9戦目は、処暑特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた10戦目は、十五夜特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトウカイチェッカーをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

10月5日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったローレルパシオンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

12月14日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。