ビービーデシジョン（2020年生、母ダンスザクラシックス）

ビービーデシジョン（2020年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+曲名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時7歳）と交配したダンスザクラシックスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は王蔵牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C16。

経歴

デビュー前

1歳のとき、王蔵牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、坂東牧場によって286万円で落札された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月5日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は496kg。17頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。

7月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に敗れた。

2023年7月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月31日、中7週で迎えた3戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、五色渓谷賞（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた5戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿岸潤一朗騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

11月26日、中6週で迎えた7戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、うまかつ.net金沢ジョッキー選手権15（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十一（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（2024年）

1月15日、中2週で迎えた10戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、あつし☆ちいwedding記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったコスモコルトレーンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

1月30日、中1週で迎えた11戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、安城商工会議所創立70周年記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

2月27日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、金髪ショー党杯（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

3月12日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた14戦目は、愛ちゃん!誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

3月26日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のラコンチャに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月24日、中3週で迎えた16戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた17戦目は、山崎川特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。